投資と投機の違いを私はこう考える

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お疲れ様です。

布団を干しているこのまです。天気がいいので、昨日に引き続き、本日も干しています。

ふかふかの布団で眠るのは気持ちいいです!

と言っても、元が煎餅布団なので高が知れているんですけどねw

 

さて、本日は投資と投機の違いについて私の考えを記載します。

結論としては、自分が投資だと思えば投資であり、自分が投機だと思えば投機です。

なんじゃそりゃ⁉と思われた方がほとんどだと思います。

では、なぜこのような結論に至ったのか説明していきたいと思います。

それは、定義が曖昧だからです!

 

私自身は、投資家歴十数年、投資家歴1年未満と記載している通り、

投資と投機を別物と考えています。

別物と考えておりますが、投資と投機とを同じと考えている方を否定することもありません。

なんだったら、投資と投機とギャンブルを同じと考えている方も否定することもありません。

結論で述べている通り、自分が投資だと思えば投資であり、自分が投機だと思えば投機なので、

私が投資だと思っているものも他の方から見れば投機に見える可能性もありますし、

逆に、私が投機だと思っているものも他の方から見れば投資に見える可能性もあります。

それはそれで尊重すべきことだと考えています。

なぜなら、投資と投機の違いが曖昧だからです。

それでは、投資と投機を辞書で調べてみます。

小学館様のデジタル大辞泉から引用させていただきました。

投資:利益を得る目的で事業・不動産・証券などに資金を投下すること。

   転じて、その将来を見込んで金銭や力をつぎ込むこと。

投機:1.利益・幸運を得ようとしてする行為。

   2.将来の価格の変動を予想して、

     現在の価格との差額を利得する目的で行われる商品や有価証券などの売買。

  

辞書で見ると、ほとんど違いがありません。類似点をまとめてみます。

類似点①

投資では、利益を得る目的で 

投機では、利得する目的で

 

類似点②

投資では、事業・不動産・証券などに資金を投下

投機では、商品や有価証券などの売買。

  

類似点③

投資では、その将来を見込んで

投機では、将来の価格の変動を予想して

 

改めて、比較するとほとんど違いがありません。

唯一、目につくのは類似点③で、投機では「価格の変動」と明記されている点です。

これに基づくと、売買差益いわゆるキャピタルゲインを狙うものが投機と考えられます。

ということは、利子所得や配当所得、不動産所得といったいわゆる不労所得と呼ばれる

ようなものがなければ投機と考えられます。

それでは、それぞれの金融商品において、利子所得や配当所得、不動産所得等の

一般的に不労所得と呼ばれるものがあるのかないのかを確認していきます。

・預貯金 → 利子所得があるので、投機ではありません。

・株式  → 配当所得があるので、投機ではありません。

・FX  → スワップ等の利子所得がある(プラスもマイナスもあるが)ので、投機ではありません。

・不動産 → 不動産所得があるので、投機ではありません。

・暗号資産 → 現状、不労所得というものはありませんが、

        貸し暗号資産をすれば利息が貰えます。

        株式でいう、貸し株みたいなものです。

        ですが、一般的ではないので投機かどうかはグレーと判断します。

・商品先物 → 何もありません。

 

以上のことから、私の考えとしては商品先物取引は投機とします!

よく、株はプラスサムゲームだ、商品先物はマイナスサムゲームだと言われますが、

理由が明確になります。

手数料が発生し、売買差益以外の利益が見込めないので

商品先物取引がマイナスサムゲームと言われるのも納得がいきます。

ただ、このデメリットが

売りから入った際は、メリットへと変わります。

なぜなら、手数料以外に利息等を払う必要がないのです!

ここが株式やFXと大きく違う点です。

 

思わず、あまりない商品先物取引の長所を熱弁してしまいました…

話を戻します。

辞書的な意味で考えれば、商品先物だけが投機だと考えられ、私もそれに賛同します。

他の金融商品は投機でないと考えられます。

それでは、本当に

商品先物以外の金融商品は投機ではないのかということを考えていきます。

 

ということで、Google先生に「投資と投機の違い」でお伺いしてみます。

そこで表示されたいくつかのサイトを見てみると、

だいたい共通しているものが

投資は長期、投機は短期というものです。

なるほどそうなのかーと思いますが、

では、どこからどこまでが長期でどこからどこまでが短期なのでしょうか?

1日で売買が完結するものは短期と言っていいでしょう。

逆に10年間、保有した後に売却すれば長期と言っていいでしょう。

ここら辺は、大勢の方が納得できるかと思います。

では、1週間では? 1カ月では? 1Qでは? 半年では? 1年では? 5年では?

各期間を長期か、短期かを考えるとき、各個人でばらつきが出るはずです。

1カ月以内は短期だよ!と考える人もいれば、

1年以内は短期でしょ!と考える人もいると思います。

また、扱う金融商品によっても違ってくると思います。

私は、商品先物取引の経験が長いので、商品先物取引を例に出させていただきますが、

短期は2カ月以内、長期でも2カ月以上1年以内と考えています。

なぜ、長期なのに1年「以内」となっているのかと思われるかもしれません。

なぜなら商品先物取引は、すべての銘柄が1年以内に取引が完了してしまうからです。

基本的に永遠に保持することが出来ません。

また、私の場合、取引は2カ月以内で売買が完結します。

これも商品先物取引の特性になりますが、

金、白金等の銘柄がありますが、

これは、2カ月ごとに新しい限月が誕生します。

その為、だいたい2カ月以内で取引を完結させるようにしています。

ここでは、話が逸れてしまいますので、

商品先物取引の詳細については、改めて書こうと思っています。

 

このように、個人によっても取り扱う金融商品によっても

長期短期という期間がどのくらいかということは大きく変わってきます。

この定義の曖昧さのために、

私は、自分が投資だと思えば投資であり、自分が投機だと思えば投機であると結論付けています。

 

ただ、私自身としては、

辞書の意味から、商品先物取引を投機とし、

また、商品先物取引が投機で、その取引期間が1年以内ということを考えたうえで、

私の中での投資と投機の違いは、

投資 → 商品先物取引以外の金融商品で1年以上保有

投機 → 商品先物取引及び1年以内に売買が完結する金融商品

商品先物取引が投機であるということから、投資を逆説的に定義しています。

 

ですが、先程も述べたとおり、投資と投機の定義が曖昧なため、

私の投資と投機の違いが絶対的に正しいものではありません。

それぞれが自分の知識と経験から投資と投機を判断することが必要です。

ですので、自分の知識と経験から導き出した判断を人に押し付けることはないようにしたいです。

もし、投資と投機の違いを話す機会があれば、その結果、判断に至った理由を

順序立てて説明できるようにしたいものです。

 

というわけでまとめです。

結論としては、自分が投資だと思えば投資であり、自分が投機だと思えば投機です。

それは、投資と投機の定義が曖昧なためです。

ただ、私の中での投資と投機の違いは、

投資 → 商品先物取引以外の金融商品で1年以上保有

投機 → 商品先物取引及び1年以内に売買が完結する金融商品

根拠としては、辞書的に不労所得がないものが投機ということで商品先物取引は投機。

商品先物取引が投機で取引期間が最長1年以内になることから

1年以内に取引が完結する金融商品も投機。

そうするとそれ以外のものが投資ということになります。

 

以上です。

書き始める前はこんなに長くなるとは思いませんでした。

予想外に時間がかかりました。

ですが、自分の中での投資と投機の違いを改めて確認でき、良かったです。

それでは、この辺で失礼いたします。

春の陽気で眠くなってきた、このまでした!

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